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トッレ・カンネのレジーナ(女王)・トマト
レジーナはサレント半島北部のファサーノとオストゥーニの間に広がる土壌に塩分を多く含み、沿岸砂浜公園の一部ともなっている地域、トッレ・カンネからトッレ・サン・レオナルドを経てエニャツィアまでの古代トライアーナ街道沿いの地域で栽培されている保存用トマトです。このトマトの名の由来は花柄部分が王冠のような形をしていることから来ています。実は小ぶりで丸く、海に近いために塩分の高い水を使って栽培することから皮が厚く、保存が利き、虫がつきにくいという特徴を持っています。レジーナ・トマトの栽培は木綿の栽培の代替作物として植えられるようになった1800年代半ばに本格的に始まりました。それまでトマトの耕作面積は非常に小さく限られたものでした。
栽培地: ファサーノ、オストゥーニ(ブリンディシ県)