オートラント
イタリアの中で最東に位置する町オートラントはアドリア海に面した人口約5500人の町です(レッチェ県)。町の名の由来はこの町の生活に密接である「水(ラテン語でオドゥルントゥム)」から来ているとされています。オートラントはイタリアの中で最も美しい町の一つとして表彰されただけでなく、環境保護団体から美しい海を持つことで与えられる賞(2010年)、さらにユネスコから平和遺産の一つとしての認定を受けました。
見どころ
町で注目すべきモニュメントとして挙げられるのは、古代ローマの屋敷の跡に建立されたバロック様式の入口とルネッサンス様式のバラ窓を持つアヌンツィアータ教会、オートラントに東ローマ帝国の影響があったことを想起させる聖ピエトロ教会(9~10世紀)、1600年代に海に突き出た岩の上に聖霊に捧げて建立されたアルトマーレのマドンナ教会、1500年代に建築されたロペス邸、1976年にピンタ塔の地下に発見された新石器時代に遡ると思われる地下墳墓、ポルト・バディスコ湾のチェルヴィ洞窟、オルテ湾そばにあるボーキサイト湖 などがあります。
イベント
- 8月:ベアーティ・マルティリ・イドゥルンティーニの祝日
- 4月2日:聖パオラのフランチェスコ の祝日
- 9月の第一日曜日:アルトマーレのマドンナの祝日