説明
ジョヴィナッツォは人口約2万500人のバーリ県の町です。起源は定かではありませんが、伝承によればポエニ戦争勃発中に戦火から逃れてきたネティウムのネティーニ民族が町に新しいネティウムという意のジョーヴェ・ネティウムという名をつけたのが訛ってジョヴィナッツォになったと言われています。
ジョヴィナッツォは現在重要な漁業港であるのに加えて様々な商業、工業を主要経済活動としています。
見どころ
町のモニュメントの中でも重要なのは町の城壁を強化させたローマ皇帝トライアーノの名を付したトライアーノの凱旋門、港から一望できるアラゴン塔、アラゴン城壁、孤塁 などです。また、注目すべき教会として聖マリア・アッスンタ教会（1113年）、美しいバラ窓と町の彫刻家アルティエリの手による聖クリストーフォロの像が特徴のコスタンチノープルの聖マリア教会、天井ドームの部分をトゥルッロのように円錐形にした聖霊教会 などを挙げることが出来ます。
その他に注目すべき建築物としてバロック様式のテラスと中世の塔を併せ持つサガッリーガ・スピネッリ邸(18～19世紀）、海に面したチェッラマーレのジューディチェ公爵邸（1659年）などがあります。さらに聖シルヴェーストロのドルメン 、トルコ海族を見張るためのガヴェトーネ塔、中世の教会の跡に建立された慈悲のマドンナ教会 なども見る価値のあるスポットです。